2021年12月。
少し前からなんとなく欲しいと思ってた一蘭のどんぶりをゲットするチャンス到来ですよ。
通常販売はされておらず、福袋とかプレゼント企画でしか手に入れることができない一蘭のどんぶり。でもプレゼント企画に応募するほどの情熱はなく、購入できる日が早く来ないかなーとか思ってるうちに2022年度版の福袋の季節が到来。今年の内容を確認すると松・竹・梅の3コースがあるみたい。松は重箱みたいなどんぶりなので除外。欲かった普通の丸どんぶりが入ってるのは竹か梅になるけど、竹だとお子様用の小さいどんぶりもついてるので、それを狙って発売開始日にスタンバイ。
ところが、いざ購入サイト覗いたときは既に松・竹は売り切れてて、梅しか残ってない。仕方がないので梅を購入。あとでわかったことだけど、上のコースにいくほど数量が少なめの設定だったらしい。思ってたよりずっと少なかった。そりゃ売り切れるわ。
ということで、お子様どんぶりは逃してしまったけど、1番欲しかったノーマルどんぶりはゲットできた。インスタントラーメンとどんぶりのセットに1万円という中々の贅沢出費だったけど、満足じゃ。
当然だけど、どんぶりはお店と同じ。そしてノーマークだったお箸が意外と良かった
福袋とは言っても特別な箱や袋には入ってるわけでもなく、段ボールにそのまま商品が詰め込まれた状態で届いた。内容は知ってるから別にいいんだけど、もう少し特別感のある梱包があっても良いんじゃなかろうか。
内容はちぢれ麺タイプの5食入りが2箱(4000円相当)、細麺ストレートの5食入りが1箱(2000円相当)、釜だれとんこつの2食入りが1個(900円相当)。あとは丸どんぶり1つとお箸が2膳。
ラーメンだけの値段を合計すると6900円なので、丸どんぶりとお箸2膳が3100円ということになる。丸どんぶりの妥当な値段が想像もつかないけど、若干はお得なのかな?ってくらいで、めっちゃお得というわけではなさそう。まぁ、通常は非売品のファンアイテムなのでこんなもんなのかな。
赤い箱を開封すると、おなじみのどんぶり登場。本物だー!!
これ目当てで買ったようなものなのでかなりテンション上がる。
どんぶり全体の写真を撮ろうと思ったら、テッカテカの黒光りがすごくて部屋の中の様子が反射しまくり。仕方ないのでアップで撮影することに。どんぶり底のメッセージもちゃんと入ってるし完全にお店と一致。何か違いがあるのかな??今度お店に行ったときにじっくり見比べてみることにする。
どんぶりは1個しか入ってないんだけど、お箸はなぜか2膳入ってるのです。
開封してみると中々綺麗な作りしてて、しっかりとしたものだった。どんぶりと同じ感じで艶々の黒だけど、先端はザラザラっぽい加工がされてて滑り止めになってるっぽい。おまけ程度のものかと思ってけど、結構高級感ありますな。
本物のどんぶりが演出する圧倒的お店感
役者は揃ったので、さっそくこのどんぶりでラーメン食べるぉ!
ちぢれ麺タイプは何度も食べたことがあるし、釜だれのやつは2食分しか入ってないので後日のお楽しみに残しておきたいし〜ということで、ストレート麺タイプのやつで作ってみる。この中じゃ一番見た目でお店感が出そうなやつだし丁度いいやね。
箱を開けてみると、生麺タイプではなくて棒ラーメンみたいなやつが入ってた。麺の他にはスープと秘伝の粉のみのシンプル構成。ちぢれ麺タイプのやつは粉末スープとは別に油が入ってて、こってり度を調整できるようになってたけど、これは一体型みたい。2分くらい茹でるだけなのでちゃちゃっと作ります。
はい、完成!
具なしだけど、どんぶりが本物なだけでお店感が半端ない。スープに浮いてる油の量もちょうどいい感じ。ネギとチャーシュー準備しとけばよかったとちょっと後悔。味の方はどうですかな?食べていきましょう。
麺は完全なストレートで表面がツルッツル。お箸の滑り止め部分はこの麺に対してあまり役に立ってなく、麺が滑る滑る。食感はおみやげ一蘭シリーズの半生麺タイプに近いかな。でもこっちのほうが芯が強いというか噛みごたえがある気がする。撮影しながら食べてたけど明らかに麺がのびにくいし、食べ終わる最後までフニャフニャになることもなく美味しく食べれた。かた麺派の自分としては結構ポイント高い。そしてボリューム的にはそこそこある。一蘭カップ麺の1.5倍近くはあるんじゃないかな。
スープの方は結構こってりで、それなりに美味しいんだけどシリーズの中では一番お店の味から離れてるかなー。あと秘伝の粉の胡椒っぽい風味がかなり強く出てて、風味もだいぶ違う。でも入れないとなんかパンチが足りない。粉をスープにしっかり混ぜ込むと若干一蘭っぽさが出たけど、やっぱり胡椒の風味がチラチラのぞき込んでくる。袋麺のちぢれ麺タイプと同じ粉のように見えるけど、スープとの相性なのか配合が違うのかだいぶ印象が違った。あと全部入れたらめっちゃ辛いです。使うときは少しずつ入れてくのがおすすめ。
総合評価としてはお店の味とはだいぶ違う。なのでお店の味を期待してるとあれ?ってなると思う。ひとつの派生バージョンとして楽しむものかなという印象。
おわりに
どんぶり目当てで買ったわけだけれども、お値段はともかくとして、期待通りのものだったのでひとまず満足。
ラーメンは17食分あるので、当分の間は一蘭地獄になりそう。
今回はストレート麺タイプのを食べたわけだけれども、これまで食べたインスタント一蘭の中でお店の味に近い順に並べると以下の通り。
「カップ麺」>「半生麺」>>>「ちぢれ麺(袋麺)」≒ 今回食べた「ストレート」
どれも根本に一蘭っぽさはあるんだけど、麺もスープもそれぞれ特徴あって面白い。スープとか秘伝のタレとかは使いまわしそうなもんだけど、それぞれに作ってるってのはこだわりとか商品戦略があるんやろな。
どんぶりはあと一つ欲しいので、次回も狙ってくで。お箸はもう2個あるから今度はお箸の代わりにレンゲ付けてくれないかなー。お願いします!