うちは日本・台湾の国際結婚。
(我是日台的國際婚姻)
日本で特に特別なこともなく、ごく普通の社会人として生きていた自分と、台湾でこれまたごく普通の社会人として生きていた嫁さんが何の因果か知り合いまして、取り巻く世界が一変し紆余曲折ありながらも夫婦となりました。
(國際婚姻在日本不是什麼特別的事,做為一個平凡的上班族的我,與在台灣也是個平凡上班族的內人來說,真的是說不上來的緣份,使彼此的人生轉折而成為夫妻)
双方の国での婚姻手続きとか、日本で暮らすための在留資格の取得・更新とか、日常生活における言葉の壁とか、日本人同士の結婚なら必要ないことなんかもたくさんあって面倒なこともあるのだけれども、難易度高い分やり込み要素があって、毎日を楽しめておりまする。
(從兩國的結婚手續、日本居留權的取得與更新、日常生活中的語言障礙等困難。甚至有些若與日本人結婚的話根本不會遇到的麻煩事情等等,各式各樣高難度的挑戰,沒讓我受挫,反而覺得很享受過程)
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ということで、今回は「国際結婚」に踏み切って良かったと思えることの5項目を書いてみるよ。
(因此這一次想以「國際婚姻真的太棒了」為主題討論五項優點)
⒈外国語が自然と身につく
うちの場合は主に台湾華語(中国語(國語))、台湾語(河洛語)になるのかな。
日本で生活しているけれど、ネット、嫁さんとの会話、雑誌、台湾から持ち帰ってくる食品関係、友人関係(嫁さん繋がりで外国人がたくさん)などなど、日々の生活に中国語等が溢れかえっている。
台湾だけでなく、中国の番組を見たりもするので、繁体字だけでなく簡体字も入ってくる。
(あちらの番組はほとんど中国語の字幕がついてる)
そんなこんなで、赤ちゃんがだんだんと言葉を覚えるように少しづつ身に付いてくる。
子供ならそれだけでも一気に話せるようになるんだろうけど、既にいい歳となってしまっている自分にはそれほどの成長スピードもなく、早くちゃんと覚えようとするならそれなりに勉強も必要になってくるわけだけれども。
まさか自分が中国語を話すようになるなんて、何年か前までは想像もしてなかったことだ。
人生何があるかわからんもんだ。
ドラマや映画じゃないけど、本当にある日を境に激変したわけで。
1.自然的學會外文
我的情況是自然的掌握了國語、閩南語。
雖然在日本生活,但從網路、與內人的對話、雜誌、台灣帶回來的食物、朋友(內人有許多外國朋友)等等,日常生活中接觸到非常大量的國語。
不只是台灣的語言,中國的電視節目也常看,所以不論是繁體字還是簡體字,都是大量的輸入我的腦袋中。
(台灣、中國的節目都有字幕)
在這樣自然的環境下,如同孩子般一點一點的學到越來越多的國語。
如果是小孩,應該一下就可以立刻學會吧。但我畢竟有點年紀了,學習的速度比不上小孩,如果年輕時早一點接觸的話,或許連書都不用K,就能說得流暢。
不過以前也從來沒想過自己有一天需要說國語。
人生如戲,會遇到何事,真的無法預測。
⒉視野が広がる
外国人視点の目線というか、こんな考え方もあるんだと気付かされることがよくある。
日本の常識=世界の常識なわけではないわけだから当然といえば当然なんだけれども。
日本人に生まれてきて、日本でずっと生きてきて、自分にとっては日常に当たり前に存在する物やルールが嫁さん視点では異様に移ることが多々あるようだ。
それは羨ましい(恵まれている)ことでもあれば、おかしい(かわいそう)と映るようなこともある。
理由を聞くと、「あぁ、なるほど。確かにそうかも」ってなる。
詳細を書くときりがないので、ここではぼかすけれどもそんなこんなで
「今まで当たり前だったことが当たり前じゃなくなった」
ということ。
2.視野變廣
從外國人的角度看,原來還有這樣的看法。這樣的事在我家常常發生。
日本的常識等同於全世界的幾乎一致,我原想這是一件再正常不過的事。
在日本出生、在日本生活,對自己來說理所當然存在的事物、規則等,在內人眼中卻又是另一種看法。
例如內人覺得羨慕日本人的時候、覺得日本人奇怪的地方。詢問內人為何這麼覺得,聽完她的說法,我總是有「哦!原來如此、確實也是」等的驚訝或認同感。
詳細實例就不列舉了。
「過去我所認為的理所當然,原來並非理所當然。」
⒊海外がぐっと身近になる
義実家が台湾になることで、年に4・5回ペースで台湾へ行くようになった。
あちらへ行けば台湾の家族や友人達と一緒に過ごして「台湾生活」を満喫する。
普通の観光と違って、本当の日常生活を経験できるので驚きと発見がたくさんある。
そしてそれが日常の一部となってきた。
以前は外国へ行くとなると色々身構えて準備したり緊張もしたもんだけど、頻繁に国際線を利用するようになるとそんなこともなくなってきた。
さすがに「アフリカ行くよー」とかならめっちゃ緊張すると思うけど。
今はもっと色んな国を見てみたいと思えるようになった。
3.國外已不再那麼遙不可及
因內人娘家在台灣,一年大約去台灣4、5趟。
去台灣的時候都是和台灣的家人、朋友一起生活,完全溶入台灣。
與觀光旅遊不同,真的都是非常在地的生活體驗,常常會有令我感到驚奇的事發生。
這些驚奇也成為我生活中的一部份。
以前出國前總是會有點緊張與不安,這幾年頻繁的進出國際機場,已經完全沒有緊張感了。
(但如果要去非洲的話,我想我還是會有點不安)
現在的我想去更多國家。
⒋色んな場面で選択肢が増える
日本人と台湾人の能力(権利)を利用することができるようになるので、
何かを調べるときも日本語、中国語での調査が可能になる。
買い物をするにしても手軽に日本で購入もしくは台湾での購入の選択肢が選べる。
料理のレパートリーも日本×台湾になってくる。
そしていずれは台湾へ移住するつもりだったりもする。
などなど、日本人スキルだけでは困難なこと、台湾人スキルだけでは困難なことも夫婦という協力関係があれば比較的容易になる局面が多々ある。
選択肢が多いということは単純に楽しい。
4.有更多選擇
可利用日本人和台灣人所擁有的能力、權利得到更多。
例如想查詢某資料,不僅可以參考日文資訊、現在也可利用中文來搜尋資料庫。
(例如商品的評價,日本人、台灣人的留言都可以參考。)
買東西的時候也可以選擇要在日本購入或是台灣。
料理也是台日風格混搭。
最後,我甚至還可以選擇移住台灣。
在很多情況下,單憑日本人或單憑台灣人的能力處理事情會有一點困難,但夫妻一同合作的話相對容易很多。
⒌人生なんとかなるもんだと思えるようになる
人生って(特に日本では)一度踏み外すと復帰は困難なみたいなことを漠然と思ってたんだけど、国際結婚をキッカケにたくさんの外国人と触れ合うようになって、「なんとかなるさー」と思えるようになってきた。
外国語を話すにしても、「完璧じゃないなら恥ずかしい」って意識で話さないなら一向に上達しないのと同じで、物事でも頭で考えて「たぶん無理だからやめとこう」ではなくて、とにかく踏み出して行動を起こさないと何も変わらないわけで。
全てが上手くいくわけはないのだけど、ダメだったらダメなりになんとかなるはず。
行動を起こした時点で既に何かが変わり始めているはず。
何が言いたいかというと
「一度思ったんなら、とりあえずやってみろ!」
という考えにかわった。
仮に失敗しても時間が過ぎれば、大抵は笑い話や良い思い出に変わるってね。
5.「總會有辦法的」正面思想
一步錯,人生就完蛋了!要重來幾乎是不可能了。這樣的想法普遍存在人的潛意識中(特別是日本人)。
自從與內人結婚,接觸了許多外國人後,「先試試再說、總會有辦法的」這樣的思維開始在我心中萌芽。
例如,如果說外文時,抱持著「說錯了多丟臉呀!」的想法而不敢開口,那就不可能進步。同樣的,在做任何事前,若總想著「可能會失敗、也許辦不到」那就絕對做不成了!總而言之,不踏出第一步,什麼都不會改變。
成功在於勇於嘗試,
一但採取行動時,某些事情已開始改變。
假若失敗了,隨著時間過去,它也會變成歡笑聲或美好回憶。
(例如我們夫妻倆常常回味著彼此的外文錯誤笑話集)
おわりに
なんか一人語りみたいになってしまったわけだけども、とにかく世界は広いでやんす。
世の中分かってたつもりで、井の中の蛙だったでござる。
日本からすぐ近くの台湾を知ってこれなんだから、本当に世界を知ろうと思ったら人生200回くらい経験しても足りないんじゃなかろうか。
そんなことを考えるようになったのも国際結婚という経験があったからこそなわけで。
今は「たくさんの可能性を感じることができるようになった」ことに感謝しています!
それでは、今回はこのへんで〜!拜拜〜〜!
最後
雖然本篇只是我個人的想法,世界真的太大。
我以為了解全世界,但其實我只是個井底之蛙。
自從接觸了與日本很近的台灣,挑起了我想了解世界的渴望。但人生輪迴200遍應該也體驗不完全世界吧!
因為國際結婚,現在的我「感受到很多可能性!」
這次的分享就到這,下回見~拜拜~