事前発表もなく、日本時間の7月12日夜に突然姿を表した新型MacBook Pro。
2016モデル使いの自分としても気になるところなので、何が変わったのかチェックしていく。
CPUのコア数が増えた!
今回の刷新でCPUは第7世代のKabyLakeから第8世代のCoffeLakeへ進化。
13インチモデルが2コア → 4コア
(標準搭載はCorei5。Corei7へのアップグレードオプションあり)
15インチモデルが4コア → 6コア
(標準搭載はCorei7。Corei9へのアップグレードオプションあり)
これにより処理能力は従来モデルから大幅に向上し、
Appleの発表によると13インチモデルは最大2倍の性能アップ。
15インチモデルは最大70%の性能アップになっているようだ。
車やバイクに例えると馬力が2倍近くなったということ。
これだけでも訴求力がある。
Appleの公式ページを見ると、「大いなる力。大いなる能力」
となっている。ぐぬぬ。。
15インチモデルはメモリも新世代に!
15インチモデルについては、メモリがLPDDR3からDDR4へ刷新された。
これによって最大32GBまで搭載できるようになった。
13インチモデルは最大16GBまでとなっており、従来からの変更は無いっぽい。
何かと不評だったキーボードが新タイプへ
Appleによると「作業空間がさらに静かになります。」
だそうです。
たしかに自分の2016モデルのキーボードはペチペチうるさい。
バタフライ機構の構造的なものと思ってたけど、どういう方法で解消してるんだろうか。個人的には今回の刷新内容で一番気になる。現物触ってみたい。
だって、一番触れるところだもん。
ゴミが詰まって不良起こすとかで問題になって、Appleの無償修理プログラムの対象となった曰く付きのキーボード。
Apple大好きな人達には、今回の大幅性能アップで一気に買い替えを促して、問題を沈静化させたいのかなーとか(だから急に発表された?とか)、少し勘ぐってしまう。
まぁ、自分の使っているマシンでは不具合もなく快適に使えています。
ペチペチ音するけど。
SSDも今までより更に積めるようになったよ!
SSDの最大容量も大幅にアップ。
13インチモデルは従来の最大1TBから最大2TBへ。
15インチモデルは従来の最大2TBから最大4TBへ。
ちなみに4TBのオプションを選択すると、なんとそのお値段、SSDだけで
352,000円(税抜き)!!
15インチモデルがもう一台買えるやーん。
ってかiMacも買えちゃうやん。
これを躊躇なく選択できるお金持ちの方々がたくさん居らっしゃるんでしょうね。
TrueToneディスプレイになったよ
すでにiPhoneやiPad Proに搭載されている技術で、周りの環境光に合わせて自動的に色や明度を最適化してくれるというもの。
自分としては勝手に色調変わるのは余計なお世話なので不要。
当然ON⇔OFF設定できるんだろうし、使いたい人は使ってねというところか。
T2チップを搭載
去年出たiMac Proに搭載されていたApple製のプロセッサT2をMacbook Proにも搭載。
たくさんの作業を慌ただしく処理していき、その性能も常に注目を浴びるIntelプロセッサに対して、隠密に行動する第2のプロセッサ。
MACのシステム設定などをつかさどり、暗号化などを用いてセキュリティの向上に貢献する。ちなみにこの娘のおかげで「Hey Siri!」でSiriの起動が可能になった!使うかは微妙だけど。
まとめ
大きな性能アップを遂げて、これまではProじゃねーよ!と言われていた13インチモデルもようやくProっぽくなった。
個人的には今使ってる2016モデルでもまだまだ性能に不足を感じないし、大きな不便もないので、今回は見送り。
購入を待っていた人たちはおめでとう。これこそ真のProだと思う。
15インチモデルは全部盛りにすると70万オーバー(税抜き)という、とてつもない値段に。
Appleの言葉を借りると、
「大いなる力。大いなる能力。そして大いなる値段。」
君の情熱と財力が今試される。