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AmazonのプライムデーでKindle Paperwhiteの第11世代を買ってみたので感想とか


KindlePaperwhiteの第10世代を2020年の春に購入してから2年ちょいが過ぎた。
今ではスマホと同様に手放せないアイテムになってて、隙間時間を有効活用するための強力な相棒になってる。

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去年、画面が広くなって性能面も強化された新型の第11世代が発売されて、気にはなってたものの広告なしモデルだと17,000円くらいだし(広告有りモデルはなんとなく嫌なので)、一緒に購入するであろうフィルムとかカバーも考慮すると約2万円の買い物になる。流石にその価格帯になると読書専用端末ということもあって買い換えるほどの情熱はなく見送ってたけど、漫画とかグラフみたいな図が入ってるような書籍を読む時には画面がもう少しだけ大きかったら快適なのになーということはちょくちょく思ってた。第10世代だと文字だけの小説なんかは全く問題ないけれど、漫画を読むには絶妙に小さいのだ。読めるけど小さなストレスがある。
そしてやってきました7月のプライムデー。4000円も安くなって購入のチャンス到来。第10世代でも概ね満足してたので、すごく欲しいというわけではなかったけど、勢いでポチってしまった。



画面は思ってたよりもずっと大きかった



事前に情報はあまり見てなかったので、開封してみて最初に思った感想は「デカい!」

勝手に第10世代のベゼル部分が細くなって、その分画面が大きくなったのかと思ってたけど、本体そのものが一回り大きくなってた。




並べてみると画面の巨大化が際立つ。地味に良かったのが『amazon』ロゴの主張が控えめになってること。前モデルはこれのおかげでかなりダサい印象だったので、ここが改善されてるのはありがたい。表のロゴは暗めの色になってるし、裏面に至っては『amazon』の文字は消えてマークのみになってた。MacBookとかでリンゴマークの代わりに『Apple』とかデカデカと刻印されてるの想像したらやっぱりダサいもん。




第10世代と第11世代を重ねてみるとそんなに大きさは変わらないんだけど、縦横それぞれ広がってるから、手に取った感触は見た目の差に反して結構違う。第10世代はコンパクトな印象だったけど、第11世代は片手で持って使う端末としてはギリギリの大きさまで攻めてる感じ。個人的には電子書籍端末はこれ以上本体サイズが大きくなるとNGかな。



ちなみに充電用の端子はUSB-Cに変更されてた。最初、今までの使ってた感覚でマイクロUSBを一生懸命挿そうとして入らないから混乱したし。今は色んなものがUSB-C接続になってきてるから、これも時代の流れやね。


動作速度の向上はどれほどのものか

購入してから約1ヶ月ほど毎日使い倒しての率直な感想。

動作速度に関しては「前モデルと比べてサクサク動くようになった!」と言いたいところだけど、実際の体感はほとんど変わらない感じ。確かにページ送りは若干軽くなった気がするけど「うぉぉぉ」というほどじゃない。前モデルは購入当初こそ動作がかなりモッサリだったけど、途中でKindleのOSがアップデートされてインターフェースなんかも一新されたんだけど、そのタイミングでかなり動きが軽くなってページ送りのモタつきとかはほとんど気にならなくなってたのよね。なので、処理速度の改善に関しては特に感動なし。スリープからの復帰はむしろ遅くなってる気がする。なんでかわからんけど。

イマイチなとこから先に書いちゃったけど、ちゃんと良いところもあって、とにかくバッテリーはめっちゃめちゃ持つ。前モデルもかなりもつ方だったけど、新しいやつの方が圧倒的に減り方が遅い。そしてダウンロード速度も速くなってる気がする。なにより1番の進化ポイントである画面サイズ拡大の恩恵は当然ながらインパクトがあった。漫画はストレスなく読めるようになったし、グラフ等の挿画もほとんど拡大しなくて良くなった。ストレス無く読める書籍の範囲が広がったというだけで買い換えた甲斐はあったかな。毎日使うものだし、知識・見識を拡げてくれるツールでもあるので。


第10世代のサイズ感も捨て難い

この前、なんとなく気分で第10世代の方を持ち歩いてみた。
やっぱりこれはこれで良いんだよね。第11世代を使い慣れた後だと、サイズ感がすごくかわいい印象になってて、コンパクトさが際立つ。文字だけの書籍なら読むときのストレスもあまり無いので、むしろこっちのほうが良いんじゃないかと思うくらい。少し小さいだけなんだけど、これが絶妙な携帯性と持ちやすさを兼ねててメリットも大きい。本体サイズこのままで少し画面が大きくなってくれてたら文句なしやったんだけどなーと改めて思った。

個人的には第11世代は片手で持って使うのには、ほんの少しだけど大きすぎるのに対して、第10世代はジャストフィットなのだと気づいた。微妙な差のようで結構違う。Wi-Fiにつながってれば端末を跨っても読んだページとか履歴は同期をとってくれるので、しばらくは手放さずに2機種持ちを続けて気分で使い分けようと思う。

おわりに

今回の買い替えは必要に迫られてというわけではなく、好奇心と勢いでポチってしまったわけだけど、現時点での感想は正直なところまだ買い換える必要はなかったかなーという思いのほうが強いかな。新型なので当然恩恵もあるけれど、本体サイズが大きくなってことによって、第10世代モデルで個人的に気に入ってたコンパクト感という部分を失ってしまったのがマイナス印象を強めてしまった。
もしKindlePaperwhiteの第10世代モデルからの買い替えを検討してるのなら、今一度本当に必要なのかをよーく考えてから(可能なら実機に直接触れてから)の購入をオススメします。買い換えるには世代が近すぎたかなー。でも大きい画面は読みやすいのもまた事実なのよね。


人間の欲望は果てしない