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ルールを超簡略化したミニマル麻雀「すずめ雀」が思いのほか面白かった件


先日、TSUTAYAに行ったらボードゲームを置いてあるコーナーに何やら面白そうなものがあるのを見つけた。

パッケージに麻雀牌のイラストがあったので麻雀牌使ったパズルゲームかな?と思って手に取って見てみると子供でも簡単に覚えて遊べるような、れっきとした「麻雀」だった。

うちの場合、台湾出身の妻は台湾ルールでの麻雀はできるのだけれど、日本の麻雀は役やルールが台湾式と比べて複雑で難しいらしく興味はあるけど覚えるのめんどくさいという感じだった。でも、この「すずめ雀」なら一緒に遊べそうと思って衝動買い。お値段の方は衝動買いするには少し躊躇しそうな3,740円でした。買ったけど。



かわいいパッケージ



このすずめと麻雀牌が書かれた赤く小洒落たデザインに目が惹かれたのです。
麻雀に少しでも興味ある人なら「何だろう?」って思わず手に取ってみるはず。



パッケージ裏には商品概要が。ここの説明読んで自分は購入確定。ルールがシンプルってのと写真を見ると役の説明カードとかも付いてて作りがしっかりしてそうだったから。思わず欲しくなる要素満載だった。



簡易的かと思いきや意外と所有感も満たしてくれる



中身の方はこんな感じ。もう何度か遊んだ後なので並びはバラバラになってます。
普通の麻雀よりは牌の種類がかなり少なくなっていて、「索子」「發」「中」のみ。
物理的に数が少ないのでケースもコンパクト。牌を手に取った感じは程良く重みがあって割としっかりした作りになってる。よーく見ると牌裏面の赤い塗装に若干色ムラがあったりはするけれどね。これまで麻雀に関するツールは持ってたことがないけれど、ズシっとしたケースと持った時にカチャという音が何とも言えない満足感というか所有欲を満たしてくれて良い感じです。



未経験者でも数回遊べば覚えられるような簡単ルール

細かいルールはここでは割愛するとして、基本的には6個の牌で役を揃えて点数を競うようになってます。さすがに麻雀未経験の人が5分で全てを把握するのは無理がありそうだけど、経験がない人でも何度か遊べば慣れる程度の簡単な種類の役だし、役と点数は全て「早見カード」に書かれてるのでそれを見ながらやれば大丈夫。そして全部でどんな種類の牌があるのかも「早見カード」の裏に載っていて子供からお年寄りまで楽しめるような作りになってました。

役はここに全部載ってるので見ながら揃えられて簡単

裏には牌の一覧


公式ルールでは「役の合計が5点以上ないとあがれない」となっているけれど、ルールをある程度把握するまでは点数縛りを無くすとか低くして、とにかく揃えて遊んでみるといいと思います。何度か遊べばすぐに慣れるので。簡単ルールで初心者に配慮した作りになってるから対象年齢が6歳以上とあるとおり、小学生ともなればすぐにルール覚えて楽しめるでしょう。1局あたりの時間も短くてサクサク回るからちょっとした空き時間にも楽しめます。



おわりに



今ではスマホや家庭用ゲーム機使っても麻雀は気軽に他人と通信対戦とかできるけど、やっぱり実際に対面して相手の表情や仕草を観察しつつアナログな道具を使ってのゲーム対戦も良いモノだ。コミュニケーションツールとしても優秀だし、デジタルでは得られない独特の高揚感とか感覚があると思う。自分が子供の頃は家族や友達とトランプとかスゴロクとかよくやってたもんな。デジタルなら点数計算も全部やってくれるから確かに楽なんだけど、自分達でワイワイやりながら計算もして頭も使って駆け引きしての方がやっぱり楽しいし記憶に残る気がする。便利さと引き換えに無くなってたものもあるんだなと再認識させられた。


何はともあれ、思い切って買ってみて良かった(・∀・)