最近iPhoneのカメラ使用頻度が増えてきたことに加えて、LINEのグループ内でもライブ配信とかできるようになってきたのでiPhone用の三脚が欲しくなってきた。サクッと撮る分には素のままでもいいんだけど、ちゃんと撮影しようとすると持ちにくいし、落としそうになるし、指がレンズにかかって「あーっ」てなるしで割とストレスが多い。カメラとして使うのであれば相応の装備は必要だろう。さっそくネットで物色してみたら三脚を兼ねた自撮り棒がたくさん出てきた。
自撮り棒といえば外国人観光客がよく使ってるイメージ。でも持ってたら何かと便利そう&面白そうということでたくさんの類似品の中から評価とお値段のバランスが良さそうなものを選んでみました。
開封〜
届いた商品がこちら。
想像してたよりだいぶコンパクトなパッケージだった。25cmくらいのしっかりとした箱に入ってきた。
お値段の方はamazonで2099円でした。
箱の裏は商品の特徴が少し違和感のある日本語で紹介してあった。このへんはAmazonの商品ページで吟味したので特に目新しいもの書いてなかった。
中身の方はご覧のとおりシンプル。
自撮り棒本体とスマホ装着用のアタッチメント、そしてシャッターリモコンの充電に使うUSBケーブル。あとは取説とアフターサービス案内のお手紙?が入ってました。
USBケーブルの大きさと見比べてもらえばわかるように結構コンパクトサイズでした。これならリュックとかバッグの中に常備しておいてもそんなに邪魔にならなさそう。値段の割には作りもちゃちくないし、今のところ好印象。
細部をチェックしてみる
それではじっくりとどんなものかを確認していきます。初自撮り棒なので仕組みもよくわかってない。
まずは取っ手部分。シャッター用のリモコンが装着されてます。ズームボタンも付いてるんだけど使えるのは一部のAndroid機種のみということで、iPhoneは使えないらしい。(説明書に書いてあった)
シャッター用リモコンはこんな感じでパカッと取り外せるようになってた。リモコンはスマホとBluetooth接続して使うので、三脚モードで立てといて離れたところからボタン一発でパシャっとできるようだ。Apple WatchにもiPhoneカメラのリモコンシャッター機能付いてるけど、シャッター押すだけならこいつを手のひらに隠し持ってポチッとしたほうが手軽で便利そう。自撮り棒として使うときは取っ手に付けたまま使うってことやね。なるほどー。
リモコンは充電式になっているので充電用のUSB接続ポートがある。反対側には電源ON/OFFのスイッチが付いてた。
でも充電式ってことはリモコンのバッテリーが劣化とかでダメになったらシャッターが押せなくなるので、ただの三脚&スマホ固定棒と化すわけだね。Apple Watch持ってれば代替はきくけど、まぁバッテリーの劣化よりも買い替えとか何らかの理由で使わなくなる方が早いだろうから気にするようなものでもないか。
三脚として使うときは取っ手部分を開いてこんな感じになる。全くグラつくこともなくズッシリ立ってくれる。足先には滑り止めのゴムも付いてるし安定感は抜群だった。
棒の先は普通のカメラの三脚と同じようにネジ式固定になっていて、デジカメの三脚としても使えるようになってた。スマホを使う場合はここに別途スマホ用のアタッチメントを装着することになる。
スマホ用のアタッチメントを付けるとこんな感じ。先っちょのネジみたいなところをグリグリ回すと枠がどんどん広がっていくので、一度広げてスマホを挟んでまた締めるという感じ。
iPhone Xs Maxを装着するとこんな風になる。スマホを挟む部分は先程述べたとおりネジ式の幅調整なのでちゃんと閉めればガッチリ挟んでくれるので安心感がある。振り回してもビクともしなかった。スマホ幅の調節幅も広いし、奥行きの余裕も割とあるので少し厚めのケースくらいなら付けててもそのまま挟める。自分が使ってるスマホケースは裏側に指通し用のバンドが付いてるけど全然余裕でした。
首周り稼働の硬さ調節もネジ式になっているので好みの硬さに微調整できるようになってる。裏表グルっと回転できるし、傾きも若干つけられるようになってた。
大きさの比較。畳んだ状態だと約20cmくらい。かなりコンパクトになる。iPhoneと並べると長さはそんなに変わらない感じ。
そして棒の部分を最大まで伸ばすと約100cmになるので5倍くらい伸びることになる。
重さの方はリモコン&スマホアタッチメント込みで228gでした。
これにXs Maxを装着すると中々の重さになるので、こういうときは小さいiPhoneが羨ましくなる。Maxはデカオモなので。でも自撮り棒として使うなら大きいほうが画面確認しやすいからなぁ。う〜む。。。
使用感について
三脚として使うならこんな感じ。伸ばさずに一番短い状態なら抜群の安定感。
ある程度伸ばしてもいけそうだけど、足の部分は根本の方で3つに分かれている状態なので棒部分を伸ばすほど不安定になる。重いデジカメとかは伸ばして使うと転倒しそうな気がする。三脚として使うなら一番短い状態推奨です。
自撮り棒モードで最大まで伸ばすとこんな感じ。ほんの少しだけしなってるけど剛性感は問題なし。かなり遠くから写すことができるので後ろの風景も一緒に自撮りしたいときなんかは便利そう。
リモコンは一度ペアリングすると次からは電源をONにするだけで認識してくれるので簡単ラクラク。iPhoneではズームボタン使えないけどシャッターボタンの反応ラグもないしこんなもんかな。特に不満なし。
おわりに
使ってみるとやっぱり便利です。スマホ撮影のときにかゆいところまで手が届くようになった感じ。
サイズも結構コンパクトなのでバッグに常備する感じで使えてる。スマホで動画撮影するときも三脚モードの足閉じた状態で手に持って使うと何気に安定感が出るのでブレが少なくてきれいに撮影できるようになった気がする。
好奇心先行で買ってみたけど、もっと早くに買っておけばよかった。
旅行の時の撮影とか絶対捗る。観光客がみんな持ってるのも納得のアイテムでした。