〜ライフblog

知ってるとチョットだけ幸せになれるかもしれない ようなモノレビューとか、写真とか

【電子書籍リーダー】とうとうKindle Paperwhiteを買ってしまったの巻【ペーパーホワイト】

2020年4月。
例のアレのせいで外へのお出かけもままならず、休日も引き篭もる日々が続く。

なんとか家で楽しむことのバリエーションを模索する中、本でも読み漁るかということで昔加入経験のあるKindle Unlimitedに再度加入。ちょうど読みたいと思ってた本(買うと結構高い)がunlimitedの対象になってたし。

iPadかiPhoneで読んでたんだけど、活字の本を読むには合わないというか、なんか読みにくい。
漫画や雑誌はあまり気にならなかったんだけど、文字からイメージ膨らませながら集中して読むにはデメリットが目立っちゃいまして。

読んでるとメールやTwitterの通知が頻繁に画面上部からコンニチワするし、ひたすら文字を追いかける読み方だと明るいディスプレイは目も結構疲れるし、なんでも出来る端末だから読書中でもついYouTubeやらTwitterに浮気して読んでること忘れちゃったりするしで。

そうなるともうKindle専用端末がいいなぁーとか思い出すわけですよ。
ここ数ヶ月は引きこもり状態だからお金もあまり使ってないし、「買っちゃえよ」と頭の中で誰かが囁く。一応、1週間くらい買うか悩んだ。本読むだけの端末に万単位のお金が動くわけなのでそりゃ悩む。そして決断した。



どのモデルにするか。それがまた問題だ

買うと決めたがいいが、電子書籍リーダーのKindle端末って大きく分けて3種類ある。
一番安い無印、バランスのPaperwhite、フラグシップのOasis

無印は確かにシリーズの中では一番安いけど、解像度が他のモデルよりもかなり落ちるってのが個人的には無いのでパス。字を読む目的のために買うんだから解像度は高い方がいいに決まってる。

そして解像度が同じPaperwhiteとOasisの一騎打ちに。

PaperwhiteとOasisでは値段が倍くらい違ってくるんだけど、「安い方買ってもどうせ後から高い方欲しくなるのでは?」って考えだすと迷うんだなこれが。デザインもOasisの方がベゼル細くてカッコいいし。でも3万円超え。非常に悩ましい。

悩んで悩んで、やっぱり本読むだけの端末にNintendo SwitchやPS4より高い値段は贅沢すぎでしょってことでPaperwhiteに決定!
広告なしの8GBモデルにした。

よくセールで安くなってるからその時買えばお得ってのは知ってたけど、1週間くらい悩み抜いての決断だったのでもう待てんかった。定価でポチった。



いよいよこの手にやってきた



注文してから3日で届いたよ。

紙製の縦長で薄い箱。めっちゃ軽いの。電子製品と言うよりは雑貨みたいな印象。
それでは開けてくよー。




中身は本体とUSBケーブルと取扱説明書。
電源コンセントの類は入ってなくて、適当にUSBで繋いで充電してねって言うスタイルみたい。我が家にはUSBコンセントもたくさんあるので問題ないです。



USB端子と電源スイッチは下側


想像していたよりも小さい。そしてやっぱり軽い。軽すぎるっていうくらい軽い。
で、ディスプレイ表示は白黒なんだけど本当に印刷物みたいに見える。ちょっと感動。
間近で見ても本当に本の文字を見てるような感じ。iPhoneなんかの画面に慣れちゃってる身としてはとても不思議な感じ。




本体裏側・側面はラバーみたいな材質になっていて手に取った時に滑りにくくなってる。ただAmazonのロゴが主張しすぎてて絶妙にダサい感じがする。表側の「Kindle」ロゴも然り。




iPhone Xs Maxと並べてみました。
縦幅はそんなに変わらないけど、横幅はだいぶ差があって文庫本のようなサイズ感。
ただし軽さは圧倒的。




薄さの方もKindleの方がだいぶ薄いね。
iPhoneはいかにも「機械」って感じがするけど、これはなんだろう。表現しにくいけど文房具寄りな感じがする。




一応、重さも測ってみた。183g。
iPhone Xs Maxの重量が208gだから25gの差ってことになる。
iPhoneには普段からガラスフィルムと保護ケースを付けてて、その状態で245gになってる。
持った感触だと半分くらいに感じたんだけど意外と差はないのか。まぁ形次第で持った時の感覚も変わるしね。



1週間使ってみてからの感想

片道30分くらいの通勤時間と寝る前の30分〜1時間程度の頻度で毎日使った。
最初に充電したっきりで一度も充電せず、1週間目でバッテリーは半分くらい減った。公式ではバッテリー持続時間は数週間となってたので、まずまずだと思う。

そして文字の読みやすさは完璧に近い。まさに紙の本みたい。
フォントもゴシック体や明朝体から選べるし、サイズ変更も出来る。表示間隔の調整なんかも出来るので自分に合った設定を見つければめっちゃ捗るはず。

辞書機能のみならず、Wi-Fiに繋がってる状態なら難しい漢字や言葉の意味なんかもその文字を長押しするだけでWikipediaや翻訳機能で調べてくれる。使い方はスマホアプリ版とほぼ同じなので使ったことがある人は迷うことはないかと思う。



イマイチな点を挙げるとすれば、動作が若干遅いこと。
普段からハイエンドスマホに慣れ親しんでたらワンテンポ遅れる反応に最初はもどかしさを感じるかもしれない。慣れるけど。

あとWi-Fiで本のデータをダウンロードする時も遅さが否めない。
まぁ、あくまで最近のスマホと比べたらって話。1冊分のデータ落とすくらいなら大したことない。

文字の読みやすさは完璧に近いと言ったけど、カラー写真を扱うような雑誌は適さないし、マンガ読むにもちょっと小さくて読みにくいなーと思う場合が時々あった。(構図にもよるけど、まぁなんとかいける感じ)
なので、雑誌や漫画みたいに文字よりも絵や写真が主体になるものはこれからもiPadで読むことにする。

「電子書籍リーダー」としては万能では無いけど、文字をひたすら読み漁ること割り切れば抜群のパフォーマンスを見せてくれるので個人的には思い切って買ってみて正解だった。日々の生活に少し変化をくれたので。



おわりに



もう買っちゃったけど2018年の秋からモデルチェンジされてないし、そろそろ新型も出るのかなーなんて。

そこそこのお値段するし、値段の割には電子書籍読むしか出来ないし、適した本自体も選ぶので万人に勧められるものでは無いと思う。

でも活字を読み漁るのが好きな人なら買って損はないはず。
紙の本はそれはそれでの別格の良さがあるので、僕もこれから全部をKindleで!ってわけじゃなくてケースバイケースで使い分けていくつもり。

なにはともあれ技術ってすごいなーと思わせてくれた製品だった。画面が紙に見えるって地味だけど衝撃だったよ。


それでは皆さん良い読書ライフを!!