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台湾総統選挙を身近で感じてきたの巻

2020年1月11日。台湾では総統選挙があった。

うちは日本と台湾の国際結婚で嫁さんが台湾人。
今回、選挙のために帰国するというので便乗して一緒に台湾義実家へ帰省した。
一大イベントをこの目で見てみたかったし、日本人の僕には選挙権はないけど自分の将来にも関わってくることなので。


なんというか、もう熱量がすごいね。
若者からお年寄りまで皆の関心がすごーく高い。そして選挙は自分の将来に直結してるという感覚と真剣さがすごい。

台湾には2・3ヶ月に1回ペースで行ってるから外国っていう感覚が薄れてたんだけど、やっぱり外国なんだなーと再認識した。




開票が始まると家族みんなでテレビの開票特番を見ながら色々議論。
真剣に国と自分達の未来を少しでも良くしようって考えて行動してるんだよね。

選挙に勝った方も負けた方も向いている方向は違えど、どちらにも正義と信念があってなんかすごかったわ。

語弊力がないからうまく言葉に出来ないけど、とにかくすごかった。
なんか映画を見てるような錯覚すらあった。

あのエネルギーを間近で感じてしまうと日本って結構ヤバくね?って思ってしまう。

日本の選挙って、もう最初から出来レースな感じがして行かない人や、そもそも興味すらない人も大勢いるわけで。
誰が当選しても同じだし何も変わらないって諦めてるというか捨ててる感じで。
最近は投票率50%ちょいくらいだし。

偉い人達は幼稚な論点すり替えと茶番劇の攻防を繰り返して、民衆は思考停止してロボットというかゾンビみたいになってきてる気がする。
諸外国と比べて人間のエネルギー?パワー?積極性?みたいなものが圧倒的に低いような。。。


50年くらい経って世代が大きく変わると良い方向に変わりますかなー。
でもあと30年くらいは今と大して変わらない気がするなー。


今回の体験は結構カルチャーショックでした。

日本も良い方向に変わっていけるといいな。
今は民主主義の国なんだから変えていくのは自分たちなんだけどね。


とりあえずちゃんと選挙は行くようにしよっと。