とある事情でそこそこのスペックのWindowsマシンが必要になった。
プロセッサがatomの非力win10タブレットなら持ってるんだけど、スペック的に今回の事情には対応できない。
どうしても必要だけど、おそらく月に数回程度しか使わない。
そのためだけにもう一台マシン増やすのも勿体ないので現在のメインマシンであるMacBook Pro15インチでMacOSに標準搭載されているBootCampの機能を使ってWindowsとのデュアルブートをやってみようということに決めた。
Parallelsとかの仮想も考えたけど、MacOS側のバージョンアップごとにソフト買い換えるほどの熱意もないので却下。
ということで、設定していきましょう。
Windows10のライセンスとディスクイメージ(ISOファイル)の準備
Windows10は有料なので、まずはライセンス(Product Key)の購入から。
これはAmazonでライセンスコード(Product Key)のみの販売が行われているので、今回はこちらから購入した。
支払いが完了すれば以下のAmazonのアカウント管理画面に登録されるので、Windowsをインストールする際に使用する。
・アカウントサービス > ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ
次にWindows10本体となるディスクイメージ(ISOファイル)をMicrosoftのサイトからダウンロードする。
ダウンロードページは「windows10 iso」でググればトップに表示されるはず。
ここでちょっと戸惑ったのが、Amazonで購入したライセンスは「April 2018 Update適用」だったのに対し、ISOダウンロードのバージョンには「May 2019 Update」と「October 2018 Update」しかなかったこと。
仕方ないので「May 2019 Update」を選んだけど、問題なく購入したライセンスコードは利用できた。
ライセンスキーにバージョンの表記とか要らないと思うの。(実際戸惑ったし)
BootCampアシスタントを起動してWindowsをインストールする。
それではBootCampアシスタントを起動して進めていきます。
昔はUSBメモリとかが必要だったみたいだけど、今は必要なくなってるっぽい。
何が起こるかわからんから、バックアップを取っといてねというメッセージが表示される。
たしかにそうだね。必ずバックアップは取っておきましょう。
問題なければ「続ける」を選択して進めていく。
次にISOファイルの場所とWindows用に使うパーティションサイズ(使用するディスク容量)を聞かれるので、目的に応じた値を設定して進めていきます。
僕の場合は必要最低限でいいので64Gでやってみた。
ここで決めたサイズは基本的には後から変更できないので、慎重に考えて決めましょう。
ここまでくれば、あとはほとんど眺めるだけ。
BootCampアシスタントがWindows用のパーティションを作成してくれて、そのあとにお馴染みのWindowsのインストールが始まります。
用意して起きたプロダクトキーを入力して進めていきます。
なんとTouch Barも使えた。だが、、、
Windowsがインストールされてる途中に、「あーーー!そういえばTouch Bar使えなくなるのか?ファンクションキーどうしよう」とか色々不安に襲われたけど、取り越し苦労だった。
Windowsのインストールが一通り終わった後に、BootCampアシスタントがWindows側で自動的に起動してくれて何やらドライバーなんかを入れてくれたっぽい。
そこで始めて綺麗な解像度、Wi-Fi、Touch Barなんかが完全に使えるようになった。
Windowsの初期設定のときにWi-Fiの電波認識してくれなかったから取り敢えずスキップして進めたけど、ドライバの関係だったっぽい。
ただ、ひとつ問題が。
Bluetoothがいまいち不安定というか、マジックマウス2をほぼ認識してくれない。
色々触ってたら動いたりもしたけど、すぐにまた認識しなくなった。
これはもう諦めてWindowモードのときは有線のマウスを使うようにした。
その他設定したこと
日本語変換切り替えの設定に戸惑った
MacBookはUSキーボードなので日本語入力変換をどうしたものかと戸惑った。
結果的にはIMEのプロパティからキー割当ができたのでそこから「control + space」で日本語変換の切り替えをできるように設定した。
トラックパッドでの右クリック扱い
Macのトラックパッドにボタンなんかない。
右クリック的なやつはどう操作するんだと四苦八苦した。
結果的にはWindowsのタスクメニュー内にBootCampのアイコンがあったのでそこからBootCampコントロールパネルを選ぶと、キーボードとトラックパッドの動作設定が行えるので、それで解決できた。
(トラックパッドの右下あたりをタップで右クリック扱いとか、2本指タップで右クリック扱いとか設定できた)
おわりに
扱い始めてから、「そういえばあれはどうするんだ、これはどうなるんだと」思い始めるけど、割となんとかなった。
動作も想像してたよりずっと快適に動く。
マジックマウスだけはどうにもならなかったけど、有線マウス使えばいいだけのことなので致命的でもないし、良しとしておこう。
Windowモードのときはバッテリー消費が激しい気もするけど、外出時にWindowsモードは使わないと思うのでこれもクリア。どうもGPUとかが常時パワー食ってるっぽい。必要に応じてON/OFFしてないのかな?本体も結構熱くなるしね。
何はともあれ、これで目的は果たせそう。
Windowsライセンスが17,000円くらいだったので、そこそこの出費だったけど概ね満足。
あとでなにか記事ネタにできそうな事件が起こりそうな気もするけど。。。