なんとか応用情報技術者試験に合格できたので、
合格までに心がけたこと・やったことを軽く纏めてみる。
欲張らない
試験範囲はとても広い。
各種参考書を見てもわかる通り、とても分厚い。
それらの参考書を全部覚えようとしたら鉄の意志や突き抜けた暗記力の持ち主じゃないかぎり、たいていは挫折すると思う。
はい、最初の頃のオイラです!
勉強を進めてきてわかったことは、参考書を読み始めたらしっかりアタマに入らなくても、とにかく最後まで読み流してみようということ。
その時は理解できなくてもいいと思う。
どこに何が書いてあったかをなんとなく覚えてたらそれでいい。
そして過去問を解きながら辞書的に使っていれば自然と記憶に残ってくるはず。
試験では60%正解すれば合格。
欲張りすぎず、気負いしすぎず進めていこう。
欲張らなくても一定の時期を超えると、一気にわかってくるタイミングがあるはず。
それを信じてとにかく前へ進め!!
勉強のスケジュールを組み立てる
これ、一番大事です!
例えば、「今週は参考書のここまで読む」、「来週はここまで読む」、過去問演習に入ったら「この日はXX年度の午後2の問2をやる」といった感じで、あらかじめ学習スケジュールを立ておくと断然捗ります。
スマホのカレンダーなんかを活用して試験前日までの学習スケジュールを埋めちゃいましょう。
スケジュールを立てるときは試験日から逆算して「この日までにこれやる!」という感じで。
スケジュールを立てて消し込んでいけば、進捗が目に見えてわかる。
そうなると進めるにつれて自信と安心感が生まれてくるので心理的な面でもオススメ。
というか必須!!
午前対策
これは過去問の反復演習が一番効果的だと思う。
似たような問題、 全く同じ問題がかなり出題される。
演習の際は正解の選択肢についてはもちろん、正解以外の選択肢についても
「これはXXXのこと」だと、わかるようにしておきましょう。
(正解パターンだけを覚えないということで応用が利くようになる)
過去問演習だけでも、ちゃんとやってれば本試験でも8割切ることはないと思う。
午後対策その1
選択する分野をあらかじめ決めて対策する。
本試験で選択予定の分野に加えて、保険でもう1つ準備しておけば、得意分野でまさかの理解不能問題に遭遇した場合、逃げることができるはず。
しっかり範囲を絞って対策しましょう。
学習時間も記憶量も無限ではないので、短い限られた時間で最大の効果を発揮できるよう取捨選択することが大事。
全てを完全にしようと思ったら総崩れになることも考えられる。
合格できるか不安だと「アレも!コレも!」ってなりがちだけど、欲張らないでね。
午後対策その2
過去問題をできるだけたくさん解いて、
とにかく問題に「慣れる」
慣れていないと、午後は問題文を読むだけで時間切れになると思う。
本試験で過去と同じ問題はまず出題されないけど、パターンというか流れみたいなものは絶対に参考になる。
問題文中に余計な言い回しや補足のような文章「尚〜、また〜等」があれば、それは大体解答のヒントになりえる可能性大。
見つけたら下線を引くなど印をつけてチェックしておきましょう。
そして問題文は最初は軽く目を通す感じで要点だけ押さえておく。
次に設問を読んだら問題文に戻るわけだけど、そのときは事象を解析する姿勢で。
「あー、ここに書いてある」ってなるはず
応用情報の記述問題だと、問題文の文章に答えがほぼそのまま載ってることも多々ある。
それを答えとして少しモジって書く感じ。
この辺の感覚はたくさん問題を解いて慣れましょう。
あと、記述解答時の表現や法則みたいなものも覚えておくといいと思う。
設問に「具体的に説明せよ」なんかが入っているなら、かなり絞り込んだ事象が答えになる。
逆に「具体的に」の文言がないのなら、ざっくりとした大きなレベルでの答えになる。
このとき問題文から読み取れること以外のことを勝手に予想して突き詰めすぎた答えになるとバツになったりするので注意が必要。
それと「理由を述べよ」みたいな設問への答えなら、答えの文章の締めくくりが「〜だから」となるように文章を作成するようにするといいと思う。
国家試験独特の言い回しが答えの文章に表現できるようになるとグッと楽になると思う。
記述問題(XX字以内で述べよ)を解くときには「解答」ではなく「回答」(会話の中で答えるイメージ)となるような文章作成ができるように合格は近くなると思いますよ!
以上、簡単ですけど対策のまとめでした。
(2019/02/13 加筆・修正)